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阪急阪神HD3Q、国際輸送は需給緩和でも増収増益

2023年2月1日 (水)

財務・人事阪急阪神ホールディングス(HD)が1日発表した2023年3月期の第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比38.5%増の7164億4400万円、営業利益が2.7倍の745億1000万円、最終利益も2.7倍の510億5100万円と、増収・大幅増益となった。国際輸送事業は、日本をはじめ海外でも徐々に需給のひっ迫が緩和してきているが、増収増益とした。

発表によると、新型コロナウイルスの影響がまだ残るものの、都市交通事業をはじめ多くの事業で一定の回復が見られたほか、旅行事業で自宅療養者の支援業務などの受注が⼤幅に増加した。国際輸送の売上高は、31.3%増の1294億1400万円、営業利益は13.8%増の63億9100万円だった。

23年3月期通期の連結業績は、22年10月時点の予想値を上方修正し、売上高は9750億円(従来予想9250億円)、営業利益は850億円(700億円)、最終利益は450億円(400億円)とした。