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プラネット、クラウド移行でコストダウン、料金3%引き下げ

2010年10月14日 (木)

話題プラネットの新しいEDIセンターマシンの概念図プラネットは来年1月から、メーカー・卸売業間で日々発生する受発注・仕入・請求・在庫・販売業務など取引データの通信を行うEDIシステムのサービス料金を値下げする。値下げはサービス開始以来8回目。値下げ幅はユーザーのサービス利用状況により異なるが、平均3%の引き下げ幅となる。

 

プラネットでは11年にEDIセンターマシンを入れ替え、プライベート・クラウド環境を採用。システム安全性の向上とディザスタリカバリ(災害復旧)の能力強化を図る。この新しいセンターマシンのコストパフォーマンスの向上と、旧来のアナログ通信方法を全廃しインターネット技術を用いたデジタル通信方法に切り換えたことにより、原価低減効果が見込まれることから、サービス料金の値下げを決めたもの。

 

プラネットの過去の料金値下げでは、創業時は約100社であったユーザー数が約1000社に拡大するなど、ネットワークは着実に拡大していることから、同社は「今回の値下げにより、隣接業界も含め今後一層のユーザー拡大と、通信処理データ量の増加を見込む」と期待している。