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NTTドコモ、ローソン、らでぃっしゅぼーや、物流拠点共同化へ資本・業務提携

2012年11月7日 (水)

話題NTTドコモは7日、8月1日に完全子会社化したらでぃっしゅぼーやの株式のうち10%をローソンに譲渡する契約を締結し、ドコモ、ローソン、らでぃっしゅぼーやの資本・業務提携を実施していくことで合意した、と発表した。

物流コストの削減などの事業運営効率化を図るとともに、らでぃっしゅぼーやの有機・低農薬野菜をドコモ・ローソンが販売促進することで、らでぃっしゅぼーやの収益拡大を図る。

ローソンは、らでぃっしゅぼーやの株式取得後、同社に対して常勤取締役1人を物流担当としてを派遣し、事業運営を支援する。

具体的にはローソンが保有する物流センターを、らでぃっしゅぼーやが共同利用することで、物流拠点の運営費などの削減を目指す。

今後、両社の協業がさらに進んだ場合には、ローソンは、ドコモかららでぃっしゅぼーやの株式を20%まで買い増し、ローソン派遣の常勤取締役を代表取締役副社長とすることで合意している。

また、ドコモは12月から、dマーケットで新たに開始する「dショッピング」で、らでぃっしゅぼーやの有機・低農薬野菜の取り扱いを開始する。

ドコモショップを活用した販売促進やドコモポイントとの連携なども進め、今後、スマートフォンやタブレット端末を活用した販売促進を強化する。

さらに、ローソンとらでぃっしゅぼーやによる合弁会社らでぃっしゅローソンスーパーマーケットは、両社の商材を取り扱うEコマース事業を展開しているが、資本・業務提携を受けて、同Eコマース事業の最適化を目的とした事業再編を行う。

らでぃっしゅぼーやはローソン保有のらでぃっしゅローソン株式を譲り受けた上で、12月12日に吸収合併し、Eコマースを「らでぃっしゅぼーやオンラインストア」に改称。らでぃっしゅぼーやの商材を取り扱うEコマースを提供する。

らでぃっしゅローソンでPontaカードを利用の顧客の利便性を維持するため、吸収合併後もらでぃっしゅぼーやオンラインストアでPontaポイントの付与を一定期間継続する。

また、らでぃっしゅローソンでらでぃっしゅぼーやの有機・低農薬野菜とともに、ローソンのプライベートブランド商品も利用している顧客に向け、ローソンのEコマースサービスを通じて同様のサービスを提供し、顧客の幅広いニーズに対応していく。