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日本郵便、海外通販でシンガポールポストと連携

2012年11月26日 (月)

話題日本郵便は26日、シンガポールポストと国際Eコマース市場の拡大に向けて連携することに合意し、シンガポールポストの子会社の日本法人「カンタムソリューションズ」と連携して海外通販事業者向けイージー・フルフィルメント「EFFECT by JP-SP」を提供すると発表した。

海外通販事業者向けイージー・フルフィルメントサービスは、カンタムの倉庫管理・出荷システムと日本郵便が提供するオンラインシッピングの機能が連携することで、在庫管理、検品、ピッキング、梱包、輸出書類作成、出荷・発送などの海外通販の出荷作業の一連のフルフィルメントサービスを、海外通販事業者に代わって実施するもの。

具体的には、海外通販事業者が商品をカンタムに納品後、商品をカンタムが保管・在庫管理・検品。その後、海外通販事業者からの出荷指示で、ピッキング・梱包を行い、日本郵便の国際スピード郵便(EMS)や国際eパケットなどの発送ラベルを作成・発行して海外に出荷する。

出荷された商品は、日本郵便の国際郵便ネットワークで世界中の購買者に届ける。これにより、物流業務をすべてワンストップで対応できるため、海外販売者にとっては在庫管理から発送作業までを簡便化できる。

両社はこのほか、海外配送方法、海外販売海外出荷作業の物流支援などに関するセミナーなどの開催や、海外向け拡販支援サービス、修理・返品対応サービスなど付加価値サービスの相談に対応するなど、国際Eコマースの市場開拓に向けて協力していく。