ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大塚製薬工場と三井物産、インドで輸液事業に参画

2012年12月10日 (月)

メディカル大塚製薬工場(徳島県鳴門市)と三井物産は7日、インドの輸液、医薬品製造・販売大手のクラリス・ライフサイエンシズ社が新設する輸液事業会社「クラリス大塚」(仮称)に共同で資本参加することで合意し、同日契約を締結したと発表した。

クラリス社は、高い技術と品質レベルを持つインド大手の輸液、ジェネリック医薬品製造・販売会社で、同社は輸液事業を新設するクラリス大塚に事業譲渡し、大塚製薬工場と三井物産は、クラリス大塚が実施する総額105億インドルピー(160億円)の第三者割当増資を引き受ける。

クラリス大塚の株式保有比率は、大塚製薬工場60%、三井物産20%、クラリス社20%となる。

インドの輸液市場は今後も需要の増加が見込まれており、将来的には世界有数の需要国になることが予想されている。大塚製薬工場と三井物産は、クラリス大塚を通じてインド、新興国市場で輸液需要への対応を加速し、クラリス社が既に事業を展開している52か国で基礎輸液、栄養輸液関連事業を展開する。