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センコー、カザフスタンでコンビニ物流開始

2013年1月21日 (月)

ロジスティクスセンコーは21日、日本のコンビニエンスストアで初めて中央アジアに進出したミニストップの物流業務を受託し、カザフスタンでコンビニ物流事業を開始した、と発表した。

JS物流センター

JS物流センター

これまでセンコーは、GMS、スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストア、ディスカウントストアといった小売業態向けの物流事業を手掛けてきたが、コンビニ物流の受託は、国内外で初めて。

昨年5月、ミニストップとセンコーは、現地企業との合弁会社「RTS-ミニストップ」を設立。同国のアルマティ市で出店準備を進め、18日に1号店をオープンした。

センコーは、物流業務受託に際してアルマティ市に「JS(ジャパンセレクト)物流センター」を開設。同センターで、常温、冷蔵、冷凍の保管スペースを整備し、冷蔵・冷凍輸送に対応できる車両を使い、3温度帯の商品の店舗供給を行う。

今後、RTS-ミニストップはアルマティ市を中心に、カザフスタンで店舗拡大を進める計画で、センコーは供給店舗の増加に伴い、事業を拡大していく。同国での物流業務は、センコー100%出資の現地法人「ジャパンセレクト」(2010年設立)が行う。