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三菱食品、4/1付で組織再編

2013年1月25日 (金)

フード三菱食品は25日、4月1日付で組織改編を実施すると発表した。経営統合後の細分化された組織の大括り化と、組織階層のフラット化を実施し、「本部」「グループ」「ユニット」の体制とする。

社長直掌組織として経営企画本部を設置し、全社経営機能を強化。関係会社との連結経営強化、BPRの推進のため、新たに「連結経営推進オフィス」「BPR推進オフィス」を設置する。経営企画部は「経営企画オフィス」に改組し、「広報・CSRオフィス」を同本部管下に移す。

職能部門は次項のビジネスサポート本部の新設により企画・戦略機能に特化するとともに、審査部とリスクマネジメント部を統合し、総合的なリスクマネジメント体制を構築する。

また、本社の本部を特定領域での事業の展開と損益の責任を負う「本社営業本部」と支社や本社営業本部をサポートする全社支援組織としての「本社機能本部」とし、役割を明確化。

本社営業本部には、NC本部、CVS本部に加え、開発本部を改組してネット事業を担う「EC本部」、海外事業を担う「海外本部」を新設する。

本社機能本部では、ロジスティクス本部に加えて広域流通本部、ライフネット本部、リテールサポート本部、営業推進本部を再編・集約し、顧客戦略を統括。同社の機能を束ね、取引先、新規ターゲット先への総合的な取組みを行う「カスタマー本部」と、すべてのカテゴリーにまたがるリテールサポート機能の強化や先進的な提案機能の開発を担う「マーケティング本部」を置く。

加食・酒類・菓子商品本部を集約し、オリジナル商品の開発や輸入商品の拡充を進めるとともに、取引先への総合的な対応力を高めるために、新たに「商品本部」を設置する。

成長分野の低温事業の推進力を強化するため、低温商品本部やフードコーディネート本部が持つ、デリカ・日配などのモノづくり機能や商権に加え、外食本部の広範な取引先とのネットワークを集約・再編し、新たに「生鮮・業務用食材本部」と「市販用低温食品本部」を設置する。