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NTN、収益改善へ物流を抜本再編

2013年2月18日 (月)

ロジスティクス4-12月期の連結経常損益が13.8億円の赤字に転落したNTNは18日、2015年度を最終年度とする中期経営計画を発表し、人件費削減や資産売却などを柱とした緊急対策を盛り込んだ。

同社は高収益事業の販売拡大に経営資源を集中する方針で、補修・市販向け販売を拡大するため、国内に補修中央倉庫を開設し、海外販社、国内工場を包含したグローバルレベルで在庫を削減する取り組みを実施する。

工場には補修向け専用生産ラインを設置し、個別品、多品種小ロット品に対応。納期短縮と安定供給につなげ、875億円(2013年3月期予想)の補修・市販売上高を最終年度に1095億円へ拡大する。

また、国内物流コストを大幅に削減するため、物流を再編してムダを排除するほか、共同物流による輸送効率の向上を図り、物流コスト10億円を削減する。

■NTNの中期経営計画「復活2014」
http://www.ntn.co.jp/japan/investors/findata/pdf/mtermplan2014.pdf