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住友商事、フィリピンの工業団地拡張に着手

2013年2月22日 (金)

拠点・施設住友商事は22日、フィリピンの工業団地「ファースト・フィリピン・インダストリアルパーク」(FPIP)で、100haの拡張に着手したと発表した。

同工業団地は、住友商事がフィリピン大手財閥・ロペスグループの中核企業「ファースト・フィリピン・ホールディングス社」(パシグ市)と共同で開発・運営している。

フィリピンが製造業の輸出拠点として、今後さらにその地位高めていくとみて、FPIPの拡張に着手したもの。

同社はこれまで、ベトナム・インドネシア・フィリピンの3か国4か所で自社工業団地の開発・運営・販売を展開。また、タイ・インドネシア・カンボジアの3か国4か所で地場優良工業団地の日系企業向け販売代理業務も展開している。

■FPIPの概要
設立:1996年
所在地:バタンガス州サントトマス市・タナワン市
総開発面積:349ha
出資:住友商事30%、FPH(地元大手財閥)70%
総雇用者数:3万人
年間輸出総額:14.1億米ドル(フィリピン全体の約2.9%、2011年度)
賃貸物件:貸工場(空き物件あり)、事務所棟
現状:67社が工業団地内に入居。うち37社が日系企業
拡張面積:100ha
今後の予定:各種許認可を取得後、2013年内に販売活動開始
賃貸物件:レンタル工場を建設