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東風ホンダ、第二工場に着工、2013年に生産能力12万台

2010年11月8日 (月)

拠点・施設本田技研工業は5日、中国の四輪車生産販売合弁会社「東風本田汽車有限公司」が、湖北省武漢市に第二工場の建設に着工したと発表した。2012年に稼働する第二工場の年間生産能力を、計画当初の6万台から10万台へ拡大するとともに、13年には12万台へ引き上げ、将来的には24万台まで拡大する。

 

初期の投資額は約20億元。ソーラー発電で一部の生産工程へ電気を供給することで、CO2排出量を年間600トン抑えることができるなど、中国の最先端の環境対応工場とする。

 

ホンダの中国での四輪車販売実績は、09年に約58万台(22%増)となり、5年連続で過去最高を更新。12年には「インサイト」や「CR-Z」を日本から輸入販売し、現在販売している「シビックハイブリッド」と合わせハイブリッド車のラインアップ充実を図る。

 

中国での四輪車生産能力は、今回の東風ホンダの能力拡大により、広汽本田汽車有限公司の48万台と輸出工場の本田汽車(中国)有限公司の5万台を合わせて、13年には89万台となる。