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米マーケン、中国に医薬品デポを新設

2013年3月8日 (金)

メディカル医薬品流通大手の米マーケンは8日、中国・北京に新しい医薬品デポ(保管配送センター)を完成させたと発表した。

新施設は北京首都国際空港に近接し、温度管理された保管庫と臨床試験物資の配送のために、米医薬品優良製造規則(GMP)に準拠した850平方メートルのスペースを設けた。

マーケンのゲリット・オフェンハウザー上級副社長(クリニカル・トライアル・ディストリビューション担当)は「これで世界の戦略的地域の6か所でデポが全面操業していることになるが、2013年末までにさらに5か所をオープンする計画だ」と語った。

マーケンのデポでは、温度管理された保管庫で医薬品や生物製剤、医療器具、診断装置を配送しており、これまでにドイツ、シンガポール、米国、アルゼンチン、メキシコを結ぶ拠点網を構築。

同社のデポ・ネットワークは米国の最新規則に準拠したクラウドベースの在庫管理システムで、患者レベルの投薬を追跡できる「Soloシステム」に連結している。