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ニチレイロジ、タイに低温物流の合弁会社設立

2013年4月4日 (木)

ロジスティクスニチレイは4日、同社グループの低温物流事業を担うニチレイロジグループ本社が、タイに低温物流の合弁会社を設立すると発表した。

合弁相手は、タイ王室財務局が3割出資する物流会社「SCGロジスティクス・マネジメント社」で、3日に合弁契約を締結。新会社は6月に設立し、9月から事業を開始する計画。

ニチレイロジグループでは現在、海外事業の売上高が総売上高の1割強を占めるまで拡大しているが、さらに海外事業を拡大するため、新規進出国の検討を重ねていた。

タイは、グループの加工食品会社・ニチレイフーズが進出していることから「知見の蓄積もある」として、低温物流市場の拡大が期待できるタイに進出することを決めたもの。

9月から輸配送事業を開始し、2014年7月をメドにバンコク市内近郊で輸出入港にもアクセスが良いサムットプラカーン県内の外環道から15キロメートルのエリアに冷蔵倉庫を新設する。

■合弁会社の概要
商号:SCG Nichirei Logistics Co.Ltd.
本社/冷蔵倉庫建設予定地:サムットプラカーン県
資本金:5億7000万タイバーツ
出資比率:SCGL51%、ニチレイロジグループ本社49%
事業内容:冷蔵倉庫業、利用運送業、実運送業、通関業