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国交省、内航船舶の代替促進で検討委設置、老朽化に対応

2010年11月11日 (木)

行政・団体内航海運で船舶の老朽化が急速に進んでいることを受け、国土交通省は11日、代替建造を促進するために「内航海運代替建造対策検討会」を設置し、15日に初会合を開くと発表した。

 

内航海運は、産業基礎物資輸送の約8割を担っているが、船舶の老朽化が急速に進んでいることから、安定的な輸送量を供給し続けるために代替建造の促進が課題となっていた。

 

一方、行政刷新会議では暫定措置事業の早期解消の必要性が指摘されており、内航海運事業者の競争力強化と代替建造促進が必要と判断。対策検討会を設置し、内航海運業の現状と内航海運が目指すべき中長期的な方向性、代替建造を加速させるための具体的方策などを検討することにしたもの。

 

初会合では、内航海運の現状確認と今後の検討会の進め方などが議題になるとみられる。