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ジャムコ、宮城県名取市の新工場が竣工

2013年4月22日 (月)

アパレルジャムコは22日、昨年4月に着工した宮城県名取市の新工場が竣工し、生産を委託する新会社が同工場の操業を開始した、と発表した。

同社の航空機器製造カンパニーでは、本社地区工場(東京都三鷹市)で航空機用炭素繊維構造部材、航空機用エンジン部品、熱交換器などの生産を行ってきた。

本社地区の都市計画道路建設、工場狭隘化に伴い、宮城県名取市に新工場を建設して航空機用炭素繊維構造部材、航空機用エンジン部品の生産ラインを移設する計画を進め、新工場が竣工した。

新工場建設に合わせて、移管した製品の生産を担う会社としてジャムコエアロマニュファクチャリングを新たに設立し、4月1日に操業を開始。新会社は、地域の優れた人材と新工場を活用して生産に特化し、生産効率を最大限追求することによって事業の収益向上、競争力強化を図る。

■新工場の概要
所在地:宮城県名取市愛島台7丁目101-36愛島西部工業団地内
竣工:2013年2月28日
設立:2013年1月4日
敷地面積:4万1621平方メートル
延床面積:1万2555平方メートル
構造:平屋建て鉄骨造(ブレース造)
生産品:航空機用エンジン部品、航空機用炭素繊維構造部材など
主な設備:オートクレーブ2台、炭素繊維構造部材成形ライン7台、真空炉1台、機械加工設備30台