日立物流、ロシア現地法人が6月から稼働

ロジスティクス日立物流は9日、子会社のバンテックと共同で昨年設立したロシア・サンクトペテルブルク市の現地法人「バンテックHTSロジスティクス（ロシア）」が、6月から営業を開始すると発表した。

ロシアでは、自動車を中心とした製造分野で生産規模が拡大しており、今後も市場の拡大が見込めるほか、同社グループの主要顧客もロシアで自動車生産を増加させる見込みとなっていることから、グループ初のロシア進出となる現地法人を立ち上げた。

現地法人は、自動車部品の保管や配送サービスなどを手掛けるが、日立物流では「新会社設立を機にロシア全土、ロシア近隣諸国向けの物流サービス受託に積極的に取り組む」としている。新会社の出資比率はバンテック65％、日立物流35％。