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三越伊勢丹、通販サイトで不正アクセス、8289件漏洩

2013年5月27日 (月)

話題三越伊勢丹ホールディングスは25日、ショッピングサイト「三越オンラインショッピング」が外部からの不正アクセスを受け、会員情報が不正に閲覧され、情報が漏洩していたことを確認したと発表した。

同社によると、今月15日、ショッピングサイトに大量のアクセスエラーが発生していることを確認し、調査を開始。23日になって不正IPアドレス15件を発見し、不正アクセスによって会員情報が閲覧・情報漏洩していたことを確認、ただちに該当するIPアドレスからのアクセスを遮断、24日に同サイトを閉鎖した。

調査の結果、今月6日から23日にかけて15件の不正IPアドレスから、不正ログインが520万2002件試行されたことが分かった。この不正アクセスにより、最大で8289件の顧客情報が漏洩した可能性がある。

閲覧によって顧客氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスといった情報が漏洩。クレジットカード番号は、番号下4桁のみの表示となっていることから、画面からカード番号を特定できないようになっているという。また、現時点では金銭的な被害などの不正利用は確認されていない。

同社は25日からホームページ上で不正ログインがあったことを告知し、すべての会員に対してパスワードの変更を要請するとともに、コールセンターを設置した。また、不正アクセスの可能性のある顧客には、同社がパスワードを初期化した上で、メールで個別に謝罪を伝えている。

■コールセンターの連絡先
フリーダイヤル:0120-3254-33(午前10時-午後7時)