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ホンダ、生産強化へ中国で新ライン着工

2013年5月28日 (火)

荷主本田技研工業は28日、中国合弁会社の広汽本田汽車が、増城工場の敷地内に完成車の第3ライン、エンジン工場の建設を着工したと発表した。

第3ラインは、中国の自動車メーカーで最大となる1万キロワットの太陽光発電システムを導入するなど、環境に配慮した省エネルギー型の生産ラインで、塗装工程ではショートプロセス高機能塗装技術を、プレス工場では高効率のレーザー溶接機を採用するなど、先進的で高効率な生産ラインとする。

第3ラインは2015年に稼働を開始し、稼働開始時の年間生産能力は12万台、将来的には24万台まで能力を拡大する計画。15年の広汽ホンダの四輪車年間生産能力は、現在の48万台から60万台に、ホンダ全体の中国での四輪車年間生産能力は、現在の87万台から101万台へ拡大する。

投資額は、第3ライン(年間生産能力24万台まで)とエンジン工場を合わせて、35.6億元(593億円)となる見込み。