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J‐オイルミルズ、インドで食用油脂事業に参画

2013年6月6日 (木)

フードJ‐オイルミルズ(東京都中央区)は6日、豊田通商、インド大手食用油脂メーカーのルチ・ソヤ社と3社共同で、高付加価値植物油脂の製造・マーケティング合弁会社を8月に設立することに合意した、と発表した。

インドの年間油脂消費量は世界2位の1600万トンで、過去10年平均4.5%の増加を続けていることから、J-オイルミルズは同国市場へ進出する狙い。

自社が持つ製造ノウハウを合弁会社に提供し、インドで豊富な合弁事業の経験を持つ豊田通商を加えた3社で、同国の業務用・家庭用市場に展開していく。

合弁会社の出資比率は、豊田通商23%、J‐オイルミルズ26%、ルチ・ソヤ社51%とし、合弁会社はルチ・ソヤ社から原料を調達して製造・マーケティング業務を担い、販売はルチ・ソヤ社がインド全土に持つ幅広い販売ネットワークを活用する。

豊田通商は、合弁会社の運営コーディネートや新たな販売先の開拓、J‐オイルミルズは、合弁会社への技術供与を行う。

今年度は業務用製品の製造・販売から始め、2014年度から家庭用製品の製造・販売に拡げていく。