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花王、和歌山工場でSSCS認証取得、2拠点目

2013年6月28日 (金)

産業・一般花王はこのほど、和歌山工場が「持続可能なパーム油、パーム核油を使った製品の生産・加工・販売ができる工場」としてサプライチェーン・サーティフィケーション・システム(SSCS)認証審査に合格し、同認定を受けたと発表した。

SCCS認証は、「持続可能なパーム油の生産と利用を促進するための円卓会議」(RSPO)から認められた農園でとれた持続可能なパーム油を使用して製品を生産・販売・供給できるようにする目的でつくられたサプライチェーンシステム。

同社ではことし3月に同認証を取得した鹿島工場に続いて2拠点目の取得となった。

鹿島工場では実際の認証パーム油の購入を開始しており、和歌山工場でも認証パーム油の購入をすたーとさせる。今後、海外を含めた花王グループで認定工場を増やしていく。

同社は「今後も生物多性を考慮した持続可能な原材料への転換を進めていく。十分な量を調達できるかぎり、2015年までには認証されたパーム油、パーム核油だけを使って製品化することを目指す」としている。