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花王、インドネシアで大規模ケミカル工場が完成

2013年7月5日 (金)

拠点・施設花王は5日、インドネシアでケミカル事業を手掛ける現地法人「花王インドネシア化学」が、西ジャワ州のカラワン工業団地で新工場を完成させたと発表した。

この工場では、シャンプーや洗剤など日用品の原料に使用する界面活性剤や産業用化学製品を製造し、8月から段階的に稼働を開始する。

初期投資額は40億円超で、同州ブカシ県にあるタンブン工場から移設する既存設備と合わせ、界面活性剤の年間生産能力は1.5倍に増強される。2014年12月末までにすべての生産を移管し、新工場への統合を完了する。

花王インドネシア化学は、界面活性剤や産業用化学製品を世界各地に供給する重要生産拠点としての役割を担っており、新工場の完成により、界面活性剤工場としては同社グループで最大規模の工場の一つとなる。

花王では、伸長する需要に対応するため、中国、フィリピンでもケミカル工場の新設・増強を進めている。

■新工場の概要
所在地:西ジャワ州カラワン県カラワン工業団地
敷地面積:12万平方メートル