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ブラジル、日本造船業の進出に期待表明

2013年8月19日 (月)

行政・団体国土交通省は19日、ブラジル海洋開発への日本の海事産業による進出・投資を支援するため、12日に「第3回日伯官民ラウンドテーブル」をリオデジャネイロで開催したと発表した。

ブラジル側は、2020年までに石油生産が倍増するなど、同国の海洋開発に大きな成長の可能性があると説明した上で、「ブラジル沖の大水深油田開発の最大の課題は、納期と品質を守れる造船・舶用工業だ」と発言。

既に現地造船に進出した川崎重工業、IHI・ジャパンマリンユナイテッド・日揮に続く、日本の造船事業者の進出に強い期待を示した。

また、ブラジルでの造船・舶用のサプライチェーンの形成、ローカルコンテントへの対応、海洋開発オペレーターへのアフターサービスの重要性などの観点から、日本の舶用事業者が「一刻も早く現地に進出すること」に対しても強い期待を表明した。

ブラジル側からはペトロブラス(国営石油企業)などの海洋開発・造船関連の主要企業・団体、日本側からは造船・舶用工業・海運・商社・金融など総勢60人が参加した。