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ノバレーゼ、姫路市にパン工房新設、全国配送

2013年8月26日 (月)

フード結婚式プロデュースやレストラン運営を手掛けるノバレーゼ(東京都中央区)は26日、兵庫県姫路市の婚礼施設「姫路モノリス」の1階倉庫スペースを改装し、パン工房を新設すると発表した。

新設するパン工房「ノバレーゼベーカリーセンター」では、同社が運営する全国の婚礼施設24か所分のパンを生産。広さは75平方メートルで、高さ1.8m・幅1.3mの大型オーブンを設置する。

9月1日以降の婚礼分から新工房で生産したものに切り替え、年間3000組、55万個のパンを焼く。

パンの品数は披露宴で提供している統一料理に合う3種類(ブリオッシュパン、くるみパン、バゲット)で、工房内で8割まで焼き上げ急速冷凍し、各式場に配送する。「式場で披露宴当日に最後の2割を焼き上げることで、焼きたてかつ、ふっくら、もっちりとした食感に仕上げる」としている。

ノバレーゼベーカリーセンターの最大生産量は8時間で3000個で、同社施設分以上の数を焼き上げることもできる。工房は関東、関西、中部、中国地方への配送の利便性を考慮し、兵庫県を選んだ。

当面は自社使用分のみを生産するが、段階的に営業を拡大し、ホテルなど業務用向けのパンの受注生産を2015年3月をメドに開始する。