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ウェルキャット、移動制限なしで1m以上の交信可能なハンディを7月発売

2010年6月9日 (水)

サービス・商品ウェルキャットは7月から、中出力型のUHF帯対応ハンディターミナル「XIT-160-BR-C」を発売する。5月にUHF帯RFID機器の省令改正が行われ、新たに中出力型が制度化されたことに伴うもので、1メートル以上の交信距離を維持しながら自由に機器の移動が可能になるのが特長。

 

これまで、1メートル以上の交信距離を必要とする場合には、機器の移動が制限される高出力型を選択するしかなかった。

 

中出力型が制度化されたことで、(1)事業所専用機ではなく拠点間での貸し借りが可能になる(2)取引先・委託先の第三者(輸送委託先のドライバー、メンテナンス委託先の作業員など)に定常して使ってもらうことができる――といったメリットが生まれる。

 

例えば輸送資材の所在管理作業では、かご車、パレット、通い箱などの輸送資材の所在をドライバーが集荷・配送時に入力することで紛失や特定拠点への所在の偏り防止につながるほか、一括検品による検品作業の時間短縮、トラックへの積み下ろしミス防止が可能になる。

 

■問い合わせ先
ウェルキャット
RFID事業部
TEL:03-5463-8577