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旭テック、電力機器事業部を分社化

2010年12月6日 (月)

荷主旭テックは6日、電力機器事業部を2011年4月1日付で分社するとともに、同事業の受け皿として100%子会社を設立すると発表した。ただし、分社化と子会社の設立は銀行とのローン契約に基づく貸出人承認を前提としている。

 

新興国で自動車関連分野のニーズが高まっていることから、自動車部品を中心とする素形材事業に経営リソースを集中し、今後の環境変化にあわせて将来のM&Aによる独立も視野に入れた第1フェーズとして、電力機器事業部の分社化に踏み切るもの。

 

電力機器事業部は、同社グループの主要事業である自動車・トラックや建設機械の素形材事業とビジネスの形態が異なるため「将来の成長戦略を機動的に模索していくためには、より独立性のある経営を目指す必要がある」と判断した。