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東ソー、千葉拠点の塩ビ樹脂生産を増強

2013年9月4日 (水)

アパレル東ソーは4日、グループ会社の大洋塩ビ(東京都港区)が千葉工場で塩化ビニル樹脂製造設備の生産能力を増強すると発表した。生産能力を増強し、今後の需要増に対応した塩化ビニル樹脂(PVC)の安定供給を目指す。

大洋塩ビは、千葉工場のPVC製造設備の生産能力を年間1万トン引上げ、10万トンとする。

同社では、PVC国内販売のうち50%超を占める顧客が関東圏に集中しており、千葉工場は関東圏の重要な生産出荷拠点となっているが、製造設備の老朽化が進んでいた。

製造設備をスクラップ・アンド・ビルドし、新生産システムによる安全・生産性の向上を図り、東日本大震災の復興需要など今後の需要増に対応する。