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三井不動産、埼玉・久喜で新物流施設着工

2013年9月5日 (木)
MFLP久喜の完成予想図

MFLP久喜の完成予想図

荷主三井不動産は5日、埼玉県久喜市で物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク久喜」(MFLP久喜)の建設に着工したと発表した。竣工は2014年7月。

東北自動車道久喜ICから3.6キロメートル、圏央道白岡菖蒲ICから3キロメートルと高速道路網へのアクセスに優れ、首都圏と東北をつなぐ拠点として適しているほか、圏央道の整備が進むことで首都圏向け広域配送拠点としても活用できる立地。

施設は地上4階建て、延床面積7万4500平方メートルで、1・2階、3・4階でそれぞれ独立した区画として利用できるよう、1階に両面トラックバース、地上から3階に直接大型車が乗り入れできるスロープを設置する。

環境面では、CASBEE埼玉県のAクラス認証の取得を目指しているほか、屋上部分に1.7メガワットの太陽光発電パネルを敷設する。

事業主体は、同社が設立した「久喜特定目的会社」で、三井不動産がプロジェクトマネジメント業務を受託する形で開発事業を進める。

この物件開発により、同社が保有、開発中の物流施設は9物件となる。

■MFLP久喜の概要
所在地:埼玉県久喜市清久町1-10
敷地面積:3万5000平方メートル
延床面積:7万5000平方メートル
構造:地上4階建て、S造
設計・監理・施工:銭高組
着工:9月5日
竣工:2014年7月
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