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日通、インドに多機能ロジスティクス倉庫を竣工

2010年12月6日 (月)

メディカルニムラナ・ロジスティクス・センター日本通運は6日、インド日本通運が建設していた多機能ロジスティクス倉庫「ニムラナ・ロジスティクス・センター」を竣工したと発表した。

 

同センターは、首都デリーから120キロメートル南西のラジャスタン州ニムラナ工業団地に立地。ニムラナ工業団地は日系企業専用の工業団地で、既に多数の日系企業が進出を決めており、工場の建設が進んでいる。新倉庫は同社のグローバル在庫管理システム「REWARDS」を導入。製品・部材など対象を問わず、ミルクラン輸送やJIT(ジャストインタイム)配送に対応するとともに、クロスドックとしての機能も備えている。

 

また、精密機械や医療機器用に防塵・温度調節処理を施した設備と、赤外線侵入感知装置やモーションセンサーなどのセキュリティを完備し、顧客のニーズに応じて定温倉庫や保税倉庫などの用途に使用することができる。

 

インド日通は2007年4月に設立し、自社通関ライセンスを強みとした航空・海運貨物の一貫輸送や、提携先倉庫を使用した保管配送業務、ミルクラン輸送による調達物流業務、海外引越業務を中心に、インド国内11都市で営業を展開している。

 

■ニムラナ・ロジスティクス・センターの概要
総敷地面積:3万7700平方メートル
倉庫面積:1万2300平方メートル(今回完成の第一期工事:5400平方メートル)
事務所面積:720平方メートル
従業員数:約20人
設備など:トラックローディングドック11基(第一期工事:5基)
定温倉庫設備、倉庫内外CCTV、赤外線侵入感知装置などを完備