ネット普及で購買行動が変化、プラネット調べ

ロジスティクスプラネットは19日、インターネットの急速な普及が一般消費財の流通チャネルにもたらす変化の現状を把握するため、消費者へのアンケート調査を実施し、その結果を「インターネットは日用品流通をどう変えるか2013」と題した報告書として発表した。

アンケート調査の結果、日用品を購入する場として、ドラッグストアが多くのカテゴリで10％以上（2011年調査結果比）伸びた。

また、インターネットでの買い物は頻度・1回あたりの購入金額ともに増加傾向にあり、利用サイトとしては楽天市場とAmazonの2強構造がより明確になった。インターネットショッピングの利用率は67％を超え、3人に2人がインターネットショッピングをしているという結果が出た。

インターネットショッピングに対する考え方は「慎重派」と「積極派」に2分化しているが、90％以上が「今後も利用したい」と回答した。基礎化粧品・メイクアップ化粧品の購入場所として、ドラッグストアに次ぐ2位にインターネットが挙がり、両者合わせて7割を占めた。

化粧品を知るきっかけは「店頭」「マスメディア」「インターネット」の順となり、最初にテレビCMで認知しても、店頭で「商品実物」を手に取って「テスター」で試し、「クチコミ情報」などに基づき比較・検討する、という行動パターンが考えられるとした。

■報告書の詳細は下記URLを参照。
http://www.planet-van.co.jp/research/pdf/2013_report.pdf