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MS&AD、貨物保険機能を三井住友海上に集中

2013年9月27日 (金)

話題MS&ADインシュアランスグループホールディングスは27日、傘下の保険会社を機能別に再編し、船舶保険、貨物・運送保険、航空・宇宙保険の商品供給機能を三井住友海上に一元化すると発表した。

あいおいニッセイ同和損保が引き受ける保険契約を船舶保険、航空・宇宙保険については2014年4月1日以降、貨物・運送保険については14年10月1日以降、満期を迎えるごとに三井住友海上へ切り替え、移行する。移行保険料は、船舶保険、貨物・運送保険、航空・宇宙保険合計で175億円となる。

このうち、貨物・運送保険はあいおいニッセイ同和損保が三井住友海上からの委託を受け、あいおいニッセイ同和損保の代理店を通じて三井住友海上の商品を再委託制度に基づいて販売する。

これに合わせて、あいおいニッセイ同和損保の代理店が販売する契約に関するサポート、事故対応を行う専門部署を三井住友海上に設置し、あいおいニッセイ同和損保の社員が三井住友海上へ出向して業務を行う。

船舶保険、航空・宇宙保険では、あいおいニッセイ同和損保の社員が三井住友海上へ出向し、共同で販売に取り組む。

これにより、船舶保険、貨物・運送保険分野で三井住友海上は国内マーケットシェア首位となり、マリン分野のリーディングポジションを確立。さらに、あいおいニッセイ同和損保の営業基盤を活用し、グループとしてのシナジー効果を狙う。