BBタワー、台湾のTVショッピング支援事業を本格化

ロジスティクスデータセンター事業を展開するブロードバンドタワーは8日、連結子会社で7月から台湾でのテレビショッピング支援事業を試験開始していたビービーエフ（東京都港区）について「事業開始から約半年近くが経過し、事業が順調に推移、本格稼動している」と発表した。

台湾ではアジア経済の成長とともに消費が拡大。2007年度に1000億円規模だったテレビショッピング市場は、今後も持続的な成長が見込まれ、12年には1400億円規模に拡大するとみられている。

ビービーエフは、台湾全土で視聴可能な24時間テレビショッピング専門チャンネルvivaに対し、日本でのテレビショッピング支援事業で得たノウハウをもとに、台湾の消費者のニーズに合う日本企業の製品の調達を行い、テレビショッピングを支援。日本製品の人気が高い台湾だけに、同社のテレビショッピング支援事業も順調に推移し、月額1000万円の取扱高を超えてきている。

ビービーエフでは、台湾での試験的なテレビショッピング支援事業が順調なことから、「台湾で得たノウハウをもとに、より市場の大きい中国への展開の早期実現に注力していく」としている。