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旭硝子、中国で自動車用ガラス製造を強化

2013年10月11日 (金)

拠点・施設旭硝子ロゴ旭硝子は10日、中国の生産子会社「旭硝子特種玻璃(蘇州)」(江蘇省蘇州市)内に自動車用ガラス第3工場を新設すると発表した。

生産子会社で稼働している太陽電池用カバーガラスの製造設備を段階的に停止し、この資産を活用して自動車用ガラス製造工場に事業転換する。今後、45億円を投資し、2015年第1四半期に量産を開始する。

同社は1995年に河北省秦皇島の自動車用ガラス会社へ資本参加し、06年には広東省仏山市に工場を開設、自動車用ガラス事業の強化、充実を図ってきたが、今後の需要増に対応するため、生産能力の拡大が必要だった。

太陽電池用カバーガラス市場は、中国のガラスメーカー各社による過剰設備投資に伴い、急速に販売価格が下落しており、同社は12年に米国の太陽電池用カバーガラス専用工場を閉鎖、さらにフィリピンの太陽電池用カバーガラス素板の生産を停止したが、供給過剰による価格低下の状況は改善されず、太陽電池用カバーガラス事業の採算は悪化していた。

こうした状況から、同社は中国生産子会社の太陽電池用カバーガラス工場を自動車用ガラス工場に事業転換することを決めた。

第3工場は年間120万台分の自動車用ガラス生産能力を備えており、同工場を加えた中国での生産能力は360万台分に拡大する。