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大阪港、7月の取扱貨物量が3.8%増加

2013年10月24日 (木)

調査・データ大阪市は24日、大阪港の7月の港湾統計(速報値)をまとめた。7月の入港隻数は2139隻(前年同月比1.8%増)、総トン数は964万総トン(2.9%減)となり、このうち外航フルコンテナ船は315隻(1.9%増)、内航フェリー船は193隻(14.2%減)となった。

総取扱貨物量は760万トン(3.8%増)で、このうち外貿貨物は325万トン(4%増)と2か月連続の増加となり、内貿貨物は435万トン(3.6%増)と3か月ぶりの増加。

外貿貨物は、輸出が76万トン(2.2%増)で、韓国で取扱いが減った鋼材(22%減)が減少となったものの、韓国の取扱いが増えた産業機械(14.8%増)や、中国の取扱いが増えた電気機械(8.8%増)などの増加により、2か月連続で増えた。

輸入は250万トン(4.6%増)で、中国などの取扱いが増えた衣服・身廻品・はきもの(8.4%増)や、染料・塗料・合成樹脂・その他化学工業品(12.3%増)、家具装備品(9.7%増)などが増え、3か月ぶりの増加となった。

外貿コンテナ貨物は、輸出が62万トン(10.5%増)と4か月連続の増加、輸入が223万トン(6.7%増)と2か月連続の増加となり、月間取扱量は285万トン(7.5%増)であった。コンテナ個数は、輸出が8万7000TEU(9%増)、輸入が10万8000TEU(6.4%増)で月間取扱個数は19万5000TEU(7.5%増)となった。

内貿貨物は、移出が190万トン(4.2%増)で9か月ぶりの増加、移入が244万トン(3.1%増)で3か月ぶりの増加。フェリー貨物は290万トン(1.9%増)で3か月ぶりの増加となり、乗降人員は7万人(6.4%増)だった。