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スズケン、物流部廃止しSCM本部設置、ロジスティクス機能強化

2010年6月11日 (金)

メディカルスズケンは11日、医療環境の変化と顧客ニーズの高度化・多様化に対応するため、医薬品卸売事業の営業・物流機能を強化すると発表した。7月1日付で組織改編を行う。

 

営業面では、MS機能を強化するため営業本部に構造改革推進室を設置するとともに、速やかなニーズ把握とサービスの最適化を行うため営業戦略推進部を置く。

 

また、卸売事業のコア業務である物流機能をグループとして再構築し、広域物流と地域特性に応じたエリア物流の最適化、シームレスな物流体制の構築、メーカーから患者までのメディカル領域における新たなロジスティクスビジネスの立ち上げを推進するため、SCM本部を設置する。

 

SCM本部には、機能を効果的・効率的に果たすために、メーカーから支店までの物流を担う広域ロジスティクス部、支店から医療機関までの物流を担うエリアロジスティクス部、メーカーから患者までの物流に関連する事業を企画するサプライチェーン事業企画部、事業を運営するサプライチェーン事業推進部、SCM本部全体の方針策定や企画、本部内組織を統轄し、人材育成を担うSCM企画部――の5部を設置する。これらの組織改編に伴い、現行の物流部は廃止する。

 

構造改革推進室、営業戦略推進部、SCM企画部、エリアロジスティクス部、サプライチェーン事業企画部、サプライチェーン事業推進部は所在地を東京とし、広域ロジスティクス部は所在地を名古屋本社とする。新体制は7月20日からスタートさせる。