ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ボッシュ会長、未来型交通基盤への投資呼び掛け

2013年11月12日 (火)

話題ドイツのロバート・ボッシュは11日、同社のフランツ・フェーレンバッハ監査役会会長が第30回ドイツロジスティクス会議(ベルリン、10月23-25日開催)でインテリジェントなインフラへの投資を強化するよう呼び掛けたと発表した。

フェーレンバッハ会長は「未来型交通を最初に実現するのはドイツでなくてはならない。これを可能にするためにはインフラへの一層の、そしてより賢明な投資が必要となってくる」と述べ、ドイツが特に後れを取っている分野として交通インフラを挙げた。

さらに、「その後れを取り戻すために必要なのは、橋梁の改修や高速道路の整備だけではない」と指摘し、モビリティの今後のトレンドに向けたインフラ投資も必要となることを示唆。道路の有料化が「効率的な交通管理への第一歩」だと強調した。

フェーレンバッハ氏は「電子的な結合を拡大しようとする国際的なトレンドが移動手段を根本的に変え、それに伴い交通も変化する」とした上で、「私たちはドイツをこうしたテクノロジーの中心拠点としなくてはならない。そのために、なくてはならないインフラを整備する必要がある」「ドイツにはこれまでのところ、新しいコンセプトやソリューションの実地テストに必要なインフラが整備されていない」などと訴えた。