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ミサワホーム、物流拠点から周辺事業所へ電力供給

2013年11月13日 (水)

荷主ミサワホームは13日、住宅業界で初めて特定規模電気事業者の届出を完了し、電力小売事業の取り組みを開始すると発表した。

まずは、2014年4月に東京電力管内の関東物流センターに設置した1メガワットの太陽光発電設備で発電した電力を、同エリア内のグループ事業所に供給する。これにより、対象となる事業所の電力コストを約5%削減する。

現在、同社では生産子会社のテクノエフアンドシー(東京都新宿区)を通じ、グループ以外にも太陽光発電設備の設置を広く提案しており、こうした営業活動を積極化する。

電力小売事業は、取引先向けの供給体制を早期に整え、サプライチェーン全体の電力コスト削減にも取り組む計画で、2016年に予定されている一般家庭向けの電力自由化に向け、特定規模電気事業者としてのノウハウを蓄積し、ミサワホームオーナーの電力コストを抑制できるスマートコミュニティのあり方も検討していく。