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JR貨物の10月輸送動向、コンテナ・車扱ともに増送

2013年11月14日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)が13日に発表した10月の輸送動向によると、台風24、26、27号の接近に伴う輸送障害が発生したほか、同月22日に函館線で土砂流出が発生し、高速貨215本、専貨7本が運休となった。

荷動きは、自然災害による輸送障害の影響を受けたものの、国内需要が堅調に推移し、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は、紙・パルプが震災により被災した生産拠点の復旧などで増送となり、積合せ貨物は順調な発送を維持。家電・情報機器は輸送障害の影響を強く受けて前年を下回った。これらの結果、コンテナ貨物全体では前年比2.1%増となった。

車扱貨物は、石油が上旬に価格の先高感を受けて出荷が増え、セメント・石灰石は顧客の生産体制変更に伴って増送、車扱貨物全体で2.8%の増送となった。