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CBRE、首都圏物流施設の期待利回り「前向き」

2013年11月22日 (金)

ロジスティクスシービーアールイー(CBRE、東京都港区)は21日、不動産投資家に対して四半期ごとに実施している「不動産投資に関するアンケート」の結果概要を発表した。

東京主要部は「賃貸マンション」「商業」「ホテル」の期待利回りが低下した一方、「倉庫」は横ばいで推移。CBREでは東京のオフィスビル、首都圏の大型マルチテナント型物流施設について、ともに「マインドは引き続き前向き」と分析した。

前期に調査開始以来の最低水準(5.65%)を記録した「倉庫」(マルチテナント・首都圏湾岸部)は、今期は横ばいとなった。

首都圏の大型マルチテナント型物流施設の「売買取引量」「売買取引価格」「賃料」「空室率」「期待利回り」「金融機関の貸出態度」「投融資取組スタンス」に関する「最近の状況」ついての設問では、売買取引価格を除くすべての項目で改善を示した。

売買取引価格はやや低下したものの、期待利回りは4ポイント上昇しており、「投資家のマインドは今期も改善傾向にある」と指摘。さらに「供給が予定される将来の見通しではマインドが悪化しているとも見受けられるが、横ばいの回答が増加しているためであり、投資家は必ずしも悲観的ではなく、慎重に見ている」と予測した。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.cbre.co.jp/AssetLibrary/QS_JP/CBREQuarterlySurveyJP_Vol%2041.pdf
マルチテナント首都圏湾岸部 NOI利回り推移