ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

SBSロジコム、菓子包装受託、包装処理能力を強化

2013年11月25日 (月)

ロジスティクスSBSホールディングスは25日、傘下のSBSロジコムが大手食品メーカーから菓子折の包装業務を新たに受注したと発表した。8月下旬から段階的に受託業務を拡大し、繁忙期の大量処理にも対応できるよう自動包装機を導入した。

今回、同社が受注したのは大手食品メーカーの菓子製品の贈答用包装業務で、委託元メーカーの工場に近く、季節商品の包装実績がある館林支店に50坪の作業場を新設、5人体制で8月下旬から業務に着手した。

1日の包装数は通常期で平均3000個、今月中旬からは年末年始の贈答品需要に対応する繁忙期となり、処理数は3倍以上の1万個に達することから、ピーク時に作業が遅れることなく、安定した品質で処理できる大型自動包装機を導入。贈答品で一般的なキャラメル包装を手作業と同等以上の仕上がり品質で1時間最大1500個、30人分の処理できるようにした。

大型自動包装機は、試運転を経て11月上旬から本格稼働に入った。同社の大型自動包装機導入は、2011年の平塚支店に続いて2台目で、処理能力の大幅な向上を果たした。

今後は「包装品質にムラがある」「作業量に限界がある」といった課題を持つメーカーなどに対する営業活動を強化し、受託業務の拡大を図る。