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国交・経産省、グリーン物流優良事業者を決定

2013年12月2日 (月)

行政・団体国土交通省と経済産業省は2日、グリーン物流優良事業者表彰の受賞者を決定したと発表した。12日に東京国際フォーラムで開催されるグリーン物流パートナーシップ会議で表彰式を行う。

国交省物流審議官表彰の受賞者は日本オイルターミナル、信越化学工業、ボルテックスセイグン、日本貨物鉄道、神奈川臨海通運の5社。

化成品原料のメタノール輸送で、荷主と物流事業者が協力して貯蔵タンクの建設と専用タンクコンテナの開発によるモーダルシフトを行い、CO2排出量を大幅に削減したほか、調達物流の大規模な再編により、物流の効率化を図った功績。

グリーン物流パートナーシップ会議特別賞は、若松梱包運輸倉庫、カナカン、北陸中央食品、北陸リョーショクの4社で、食料品の卸店への配送、配送時間をあらかじめ取り決め、その時間を厳守することでスムーズな荷下ろしを実現し、恒常的に発生していた待機時間とそれに伴うアイドリングをゼロにし、CO2排出量を削減した。

経済産業大臣表彰はクボタ、イトーヨーカ堂、キリンビール、サントリービジネスエキスパート、シャープトレーディング、ナイキジャパン、アシックス、SABICイノベーティブプラスティックジャパン、オートウェイ、ジョイフル本田、NYKコンテナライン、MOLジャパン、ケイラインジャパン、韓進海運、APL、OOCL、ケービーエスクボタ、みなと運送、山九、吉田運送、茨城県——の22社・団体。

往路、復路のいずれかが空となる海上コンテナのトラック輸送で、内陸コンテナターミナルを活用し、効率的にコンテナの往復利用(ラウンドユース)を行い、物流の効率化、CO2の排出量削減を図る取り組みを行った功績。

経済産業省商務流通保安審議官表彰は、ブルボン、日本貨物鉄道、巻運送、酒田海陸運送の4社で、ブルボン新発田工場(新潟)、羽黒工場(山形)から岡山物流センター間の配送をトラック輸送から鉄道のコンテナ輸送にシフトすることで、CO2排出量削減を図った。

グリーン物流パートナーシップ会議特別賞には、キユーピー、加藤産業、キユーソー流通システムの3社を選定。出荷情報の事前提供とリードタイムの工夫による検品レス納品の実現を通じた商慣行の改善、CO2排出量の削減を図った。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.greenpartnership.jp/