横浜市、港湾施設目的外使用料で過大請求

行政・団体横浜市は14日、2009年度、10年度の「港湾施設目的外使用料」の請求金額について、330万円超の過大請求が判明したと発表した。使用者からの問い合わせに基づいて全目的外使用許可を調査したところ、みなとみらい21中央地区、新港地区の共同溝などに関する使用料請求で、6利用者に対して合計338万7496円の過大請求が分かったもの。

横浜市では、過大請求の原因について「横浜市港湾施設使用条例改正により目的外使用料を変更したものの、適正な事務処理を行わなかったため」と説明している。

5月6日に2010年度港湾施設使用料納入通知書を発送後、20日に使用者からの問合せにより調査を実施し、誤りが判明。21日に指摘した使用者に謝罪するとともに、目的外使用許可に関する全件調査を実施。指摘者以外にも5者で誤りが判明したため、順次謝罪したという。