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大和ハウス、相模原市に先進機能の物流施設を開設

2013年12月6日 (金)

ロジスティクス大和ハウス工業は6日、新たなマルチテナント型物流施設「DPL相模原」が24日に竣工すると発表した。既に賃貸可能面積の90%が内定。20日には残る10%を対象とした内覧会を開催する。

DPL相模原は、同社が取り組む新たな取り組み「D’sスマートロジスティクス」を試験導入した大型物流施設で、先進的な機能による使い勝手の良さと環境に配慮した機能、周辺労働力の豊かさ、優れた立地が特徴。

11月末までに建物周りの工事を完了し、設備面の手直しを経て今月24日に竣工するが、既に一部のテナントが入居を開始している。内定しているテナントはすべて物流企業で、自動車部品、機械、光学機器、化粧品、食品などの荷物を取り扱う。

倉庫内の柱間距離は10.5m×11.5mのワイドスパンを確保し、倉庫内有効高5.5m、床荷重1.5t/m²の汎用性を備える。各階には34台の接車バースを設けるとともに、普通車駐車場250台、トラック駐車場38台、駐輪場184台を用意した。

車路・バース幅は13mを確保し、2ランプ片側車路を採用することで、物流動線が交錯しないよう配慮。入出荷事務所だけではなく、事務スペースも倉庫と同一フロアに配置し、従業員の動線に配慮した設計とした。

また、従業員の利便性を高めるため、1階に厨房施設を導入したコンビニエンスストアを設ける。

ことし3月に開通した圏央道「相模原愛川IC」から5キロの距離にあり、国道16号線・129号線とのアクセスも良く、広範囲の物流が可能な立地。5キロ圏内に13駅の交通機関があることから、通勤の利便性が高く、周辺の労働力人口は50万人を超える。

20日には利用希望企業向けの内覧会を開催し、立地特性や施設規模、「D-LEMS」など最新の技術を実際に体感してもらう。

■DPL相模原の概要
所在地:神奈川県相模原市南区麻溝台1丁目13-1
敷地面積:4万1777.75平方メートル
延床面積:10万2817.56平方メートル
設計・施工:大和ハウス工業
階数:地上5階建
構造:PCaPC(プレキャストプレストレスコンクリート)造
仕様:各階接車バース、ランプウェイ方式、床荷重1.5t/平方メートル、梁下有効高5.5m

■入居希望企業向け内覧会の問合せ先
大和ハウス工業
東京本店建築事業部第五営業部(担当:松永氏)
TEL:03-5214-2200(平日9:00-18:00)
メールアドレス:m312275@daiwahouse.jp