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豊田通商、インドネシアに鋼管製造・販売拠点

2013年12月10日 (火)

拠点・施設豊田通商は10日、岡島パイプ製作所(愛知県東海市)とインドネシアで小径薄肉精密電縫管の製造・販売を行う、と発表した。

既に11月に合弁会社「トップチューブ・インドネシア社」をジャカルタ市郊外のKIM工業団地に設立。2014年11月の操業開始を目指す。

同国では日系自動車メーカーの四輪車増産などを背景に、小径鋼管需要が急速に拡大していることから、新会社を設立することで、現地調達ニーズに対応する。

岡島パイプは東浦工場(愛知県知多郡東浦町)で小径薄肉精密電縫管を中心に生産しており、新会社では鋼管製造ノウハウを活用し、小径鋼管を中心に製造・販売する。豊田通商は「素材の安定供給を新会社に提供することで、現地調達化ニーズに寄与していく」としている。

新会社の出資比率は岡島パイプ製作所が53%、トップチューブ・マニュファクチャリング社が37%、豊田通商と豊田通商インドネシアが合わせて10%となっている。