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ANAグループ、7月から国際線貨物の燃油サーチャージ改定

2010年6月14日 (月)

ロジスティクスANAグループは14日、国際線貨物の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の運賃額改定を国土交通省に申請した。5月の燃油価格が1バレル88.26米ドルに達しており、「費用削減努力や増収努力を講じているが、こうした状況を踏まえ、引き続きご負担をお願いせざるを得ない」と判断、改定を行うことにしたもの。

 

適用は7月1日発行分からで、日本発の国際線区間に適用する。適用額は1キログラム当たり長距離(日本→北米・欧州・中東)が75円(現行は81円)、遠距離アジア(日本→シンガポール・タイ・ベトナム)59円(同65円)、近距離アジア(日本→韓国・台湾・中国)56円(同62円)。

 

また、「燃油市況への連動性を高める観点」から1か月ごとに見直すこととし、「シンガポールケロシンの市況価格が1か月間平均して1バレル当たり30米ドル」を下回った場合、サーチャージ分を廃止する。