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フェデックス、広州-インド直行便が就航

2011年1月5日 (水)

ロジスティクスフェデラルエクスプレス(フェデックス)は5日、今月から中国・広州白雲国際空港にあるアジア太平洋地区ハブとインドを結ぶ直行便が4日から就航したと発表した。

 

新路線は、エアバス社製A310型機で広州-ムンバイ-ニューデリー-広州ルートを週5便運航する。運航スケジュールは毎週火曜日から土曜日の早朝で、各エリアでは月曜日から金曜日に集荷を行う。

 

今回のアジア太平洋ハブ-インド直行便就航により、フェデックスでは、(1)アジア太平洋各国からムンバイの一部地域向けへの翌営業日配送(2)「フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・フレイト(IPF)」サービスと高価な貨物でのアジア太平洋地域からインドまでの配達所要時間が最大2営業日短縮、インドからアジア太平洋地域までの配達所要時間が1営業日短縮(3)週5便の運航による貨物搭載量の増大、アジア諸国各企業からインドへの重量貨物の配送――といったサービスレベルの向上が可能になる。

 

同社は2005年からニューデリー-上海便を運航し、10年には米国、欧州の主要ハブと香港、大阪、シンガポール、上海、深センを結ぶ路線でボーイング777型フレイターを相次いで導入した。また、全世界で「フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE)」サービスを拡充するなど新たなサービス向上も発表している。