ロジスティクス三井海洋開発、三井物産、商船三井、丸紅の4社は18日、三井海洋開発が取り組んでいるブラジル沖合のプレソルト層下油田「カリオカ鉱区」向けFPSOの長期傭船事業に三井物産、商船三井、丸紅が出資することで合意した、と発表した。
今回の合意は、三井海洋開発のオランダ法人に3社が出資参画し、4社共同で案件に取り組むもの。オランダ法人は、ブラジル国営石油会社子会社のペトロブラスが45%を出資しているコンソーシアムと20年間の長期傭船契約を締結している。
4社が共同で取り組むプレソルト層下油田向けFPSO傭船事業としては、3件目のとなる。
オランダ法人に対する最終的な出資比率は、三井海洋開発が25%、三井物産が27.5%、商船三井が17.5%、丸紅が15%、Schahinグループが15%となる見込み。