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NCA、軽量・高剛性の航空貨物用パレットを開発

2013年12月25日 (水)

アパレル日本貨物航空(NCA)は25日、物流樹脂パレット販売を手掛けるメイジエ(埼玉県三郷市)と共同で、木材スキッドに代わる新たな航空貨物積み付け補助資材として「ワン・パレット96エア」を開発したと発表した。

ワン・パレット96エアは、HDPEプラスチック製のネスティングフレーム脚部と優れた撥水ダンボールを組み合せたハイブリッド構造で、軽量化と高剛性を両立。100%リサイクル可能な素材で製造される。

貨物機への積み付け時に荷姿の最適化を行う場合、これまでは大型の木製パレットを使用してきたが、新製品は96インチPMC航空ULD上に6枚並べることで、木製パレットに代わり貨物のかさ上げを可能とする。

標準パレットサイズの一つとされる1200ミリ×1000ミリの積載面サイズを採用し、作業者が取り回しやすいサイズと軽さに配慮。ワンウェイパレット並みの軽さに加え、耐破断性を向上させた天板、取り回しやすい大きさにより、再利用率は従来の木製パレットに比べ、試験導入期間で7割程度の向上が確認されたという。