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R&I、日本ロジ投資法人の格付「AA」維持

2013年12月26日 (木)

拠点・施設格付投資情報センター(R&I)は26日、日本ロジスティクスファンド投資法人(JLF)の発行体格付を「AA」に維持すると発表した。格付の方向性は「安定的」とした。

R&Iは、JLFについて「優れた立地条件と機能性を備えた競争力の高い大型物流施設を中心に、良質なポートフォリオを構築している」と総括。

取得環境が厳しくなる中、「すべて鑑定評価額を下回る価格で取得できている」点や、資産規模は取得価格ベースで1923億円に拡大し、ポートフォリオの分散が進んだことなどを評価した。

また現在、JLFが進めている八千代物流センターの再開発事業についても、「既に一部のテナントが決定しており、立地条件と新築建物のスペックを考えれば、残りのテナントも十分確保できるだろう」と見通した。

格付の方向性を「安定的」とした根拠として「保有物件の競争力と収益性が高く、ファンドのマネジメント能力と資金調達力はいずれも優れている。優良な物流施設を取り巻く収益環境が良好であることも、信用力にとってプラス」と高く評価ことを説明。

一方で、財務方針については非常に低い負債比率にあるものの「以前と比べると財務方針がやや積極的になっており、今後のレバレッジ運営注視していく」とした。