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【年頭所感】海外法人底上げし全体収入の拡大図る[近鉄エクス]

2011年1月6日 (木)

話題年賀式で挨拶する石崎社長近鉄エクスプレスは5日、年賀式を本社で行い、石崎哲社長が年頭所感を述べた。石崎社長の年頭所感は次の通り。

 

「今年の重点施策として、6点を挙げたい。

 

1.物量の大幅な拡大
航空で60万トン、海上で34万TEUの取り扱いをグローバルで目指す。達成できたとしても、目標とする欧米系の競合他社の取り扱い物量とは、まだまだ大きな開きがある。縮めるためにものこの目標は必達と考えなければならない。

 

2.コントラクト・ロジスティクス事業の更なる拡大
コントラクト・ロジスティクスを将来の大きな収益の柱にしなければならない。しかし、法人によっては販売要員や施設の不足が多く見られる。本年はそれらの法人の底上げを行い、全体収入の拡大を図りたい。

 

3.新たな成長のための構造改革
現在、KIP(=KWEイノベーション・プロジェクト)の取り組みを継続しているが、コスト削減に主眼が置かれている。本当に会社が発展するための改革を行わなければならない。

 

4.海外ネットワークの拡充
昨年はバングラデシュに代表事務所を開設、サウジアラビアに合弁会社を設立した。ことしもきちんとした市場調査を行い、更なるネットワーク作りを行いたい。独自の展開と代理店を活用しての二面展開で進めていく。

 

5.M&Aの実行
独自に伸ばすべきところは伸ばし、あまり時間をかけられない場合は他社の力を借りてビジネスを拡大する、あらゆる角度で分析して実行すべき。

 

6.人材の育成とその有効活用
人材育成と積極的なその活用を念頭に国内、海外を問わず教育、人材配置などを行う」(近鉄エクスプレス、石崎哲社長