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日本郵便、クールEMSの集配・料金を再編

2014年1月20日 (月)

国際日本郵便は20日、施行実施している小口保冷配送サービス「クールEMS」の差出郵便局と配送対象エリアを27日から拡大するとともに、料金改定を実施すると発表した。

クールEMSは、昨年4月1日から施行サービスとして開始したもので、引受けから配達まで72-80時間程度、一定温度(2-10°C)に冷蔵できる専用の保冷容器・保冷剤を活用し、香港、シンガポール、台湾宛てにEMSで小口保冷配送する。個人・法人を問わずに利用できる。

差出郵便局は、現在の千歳・東京国際・横浜神奈川・川崎東・綾瀬の6郵便局から、27日以降は千歳・高崎・東京国際・川崎東・綾瀬・太宰府・鹿児島中央の7局へと拡大する。横浜神奈川郵便局が担っている横浜市の集荷は川崎東局へ統合する。

これにより、集荷地域は現行の千歳市(一部を除く)、東京都千代田区・中央区・江東区、横浜市、川崎市、綾瀬市、海老名市の3区5市から、千歳市(同)、高崎市(同)、東京都千代田区・中央区・江東区、横浜市、川崎市、綾瀬市、海老名市、太宰府市(福岡県)、鹿児島市の3区8市に広がる。

配達対象エリアについては、現在のシンガポール市の一部、台湾の新北市10区と4市、香港島4地域から、シンガポールは国内全域、台湾は台北市5区、新北市10区と8市、香港島全域へと拡大する。

料金は、現行の500gまで7000円、1キロまで7800円、以降15キロまで最大2万4600円となっているのを配達対象エリアごとに分け、500g帯で台湾6000円、香港6500円、シンガポール7800円とし、最大でそれぞれ1万9000円、1万9800円、2万1400円とする。