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再生可能エネルギー固定価格買取制度下で受注増

タクマ、中国木材の新工場向けボイラー受注

2014年1月29日 (水)

産業・一般タクマ(兵庫県尼崎市)は29日、中国木材(広島県呉市)が宮崎県日向市に建設する製材工場で向けのプロセス蒸気(乾燥・加工用)供給用ボイラーとして、木質バイオマスなどを燃料とする循環流動層ボイラーを受注したと発表した。

国内で再生可能エネルギーの利用が増えていることに対応し、独自に循環流動層ボイラーの研究開発を行い、商品ラインアップを充実させた結果、新型循環流動層ボイラーの受注となった。

同社は1950年代から木質チップやさとうきびの搾りかす(バガス)などの燃料に対応したボイラーを、国内外合わせて580缶以上納入しており、顧客の要望や顧客が使用する燃料の発熱量、成分組成、形状などの条件を考慮した上で、最も適した燃焼炉方式を提案。

昨年7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が開始されて以降、10件以上のバイオマス発電プラントを受注している。

■設備の概要
納入先:中国木材日向工場(宮崎県日向市)
設備規模:蒸気発生量13t/h
設備引渡:2015年6月末
燃焼方式:循環流動層方式